Personnel affairs
(11年目・人事)
 人事といっても選手を集めることだけではありません。3や04ほど複雑ではありませんが、人事面に関しても重要なファクターというのはこれでもかとあります。いくら優秀な施設を集めていても、監督がそれなりのレベルだと伸びしろは押されられてしまいますし、さらにスカウトの能力があまり良くないと優秀な選手は集まりません。なので監督の能力について語りながら、監督の役目話してしまいたいと思います。

 2002の監督は他のコーチも全て兼ねますので、その能力がダイレクトに選手に伝わります。ので、その部門で優秀な監督をまず探すべきなのですが、ここで一つ注意があります。先に留学地の監督(*)を拾いまくることです。そうじゃないといちいち出てくる耽美に監督を変えるとなると苦労も資金も多いですし、また出てくるとは限りませんので、出来れば質の高い感得がほしいところですが、序盤はその質の高い感得が出てくることはあまりありません。ので、初期監督に関しては、試合育成に最高の評価あるハリスコがベストという答えになります。ただ自分の場合は最初のセットがハリスコが入って来なかったセットだったので、ロサンゼルスを留学地として持つアンダーソンを選びましたが。

 監督にも得手不得手があります。例えばポストプレーを教えるのはダメだけどそれ以外の戦術を教えるのには問題のない監督もいますし、逆にポストプレーだけが得意な監督がいます。今のチームの監督のケッセは今のスタイルとつき逃走とかんがえるなら最適に近いところにいる監督です。基本的に悪いところも無いですし、戦術指導も個人技指導も高め。ラインディフェンスなどには問題があるように思いますがそれでも平均以上。下手に特化型になってそれ以外の戦術をおろそかにするという意味を考えると、コストパフォーマンスという点からも見ていいと思います。

 ただこの上を目指すとなると若干物足りなさを感じてしまいます。ので、この上のレベルの監督になると以下の条件が確実に当てはまってきます。
 1,3−5−2
 2,ポストプレー
 3,試合育成能力
 4,各種育成能力
 この3つが肝になってくると思います。今のシステムはラインディフェンスを引いていないのでそこだけは除外するとなると、それでも感得を探すのに攻略本とか選手名鑑とにらめっこになります。一応極みとして監督四天王という存在がありますが、この4人でもそれぞれ違いがありますし、究極を考えるときはどうも違うなあとい漢字もするのでそのあたりは考えなくてはいけないと思います。もっともこのチームの場合はそこまで持っていくつもりはありませんので、多少ランクが落ちてもしっくり来る監督のほうがいいのですが。

 で、監督四天王というのは以下の4人です。
 モディリアーニ→戦術の鬼で、どの戦術にも対応ができる。個人指導も試合指導でも超一流がシステム面が弱いのが難点だが、守備能力を身につけるのであれば最高の監督。
 ゼルベルガー
→精神的指導力にたけ、どのシステムにも対応できるのが強み。穴が少ないのだが年俸がネック。
 ベネバイラー
→基礎体力育成に難があるが、それ以外は平均的に見ても優秀。最大のネックはすべての監督の中で高い年俸。
 ジュリオレーノ
→試合指導力が高く、戦術指導も個人の指導力も高レベル。欠点はシステム指導力の無さ。3−4−3以外はダメ。
 の4人です。ドイツの2人は実在の人物をモデルにした人物で、ドイツを代表する名将です。その分給料も貼りますし登場が15年以降になりますので、それ以前にチームを纏める監督とすればケッせがちょうどいいと言う結論にも達します。ただベオグラードを紹介してくれるバスコフ(*)が出てくれば交代はやむなしとして交代はさせますが。

 ただこの4人以外にも優秀な監督がいますし、15年を経過するまでは別な監督を探す必要があります。そういう意味ではケッセという選択肢は悪くはないと思います。転生監督でもグラーフマルティニ(*)のように四天王レベルの力を持っている人もいます。ただ留学地を優先的にためたいので15年目までは準備期間そこからは本格的な育成だと思っておいたほうがいいと思います。まだこのチームも完全に育成施設などは育っていませんし。

 また一部の監督には選手を紹介してくれる監督がいます。今のケッセもその1人でボロン・スカル(*)・プロシキ(*)と3人の半固有選手を持っています。この3人をスカウトが拾ってくれるという形になるのですが、現在のこの段階ではプロシキ1人が一回だけかかったという状況です。のえ、この点だけはちょっと不満があります。若いボロンを捕まえてくれればそれだけでもGJなのですが。中にはファーグソン→ベックとか、「いまではありえねーよ」と思うような組み合わせもありますが。
 1月のすべての一連の行動が終わって残金は100億に少し足りないぐらい。これにキャンプとクラブハウス5Bにアップをさせるために約30億が飛んで10年目終了の資金よりも少ない状態でスタート。しかも岬の留学により、守備力が極端に落ちているので、スタメンもかなり頭を抱えながら結成しないといけない。とりあえず先発は以下のとおり。
 GK 三神
 DF 松本・森崎・須並
 MF 新谷・星野・海堂・本村・サムソン
 FW 野毛・阿見
守備能力的に見れば星野>松本なんだけど、連携的な意味で特殊連係の松本・須並と扇の中心にいる森崎との関係を考えると萩原型で全部固めてしまったほうがいいと判断。星野はボランチとして頑張ってもらって今年の留学対象としてリスボンがポルト(昨年プレシーズンマッチに勝って、新規イン。さらに姉妹都市記念公園を作って枠を広げる)に言って貰う予定。ボランチにして若干守備的すぎるのが気になるので。ポルトのほうがいいかなあと思っている。去年でひとまずの目標であるワールドウィナーズカップを制しているので今年だけはJリーグチャンピョンは厳しいかなあと思っている。今年留学から高杉が戻ってくるのでサムソンと入れ替えになりそう。屋野はまだまだ活躍しなくてはいけないので、

 そんな心配を阿見が吹き飛ばしてくれる。3月の総得点19のうち13を彼一人で叩きだしてくれて首位を快走。阿見自身も得点王に驀進。しかし次の二連戦で連敗。どうなるかと思ったのだが、阿見がこの状態でまた救ってくれた。4月の残り試合すべてのゴールを上げてチームを窮地から救う。その後は追いつかれそうになりながらも抜かれない状況を保ちつつ、滑り込みでファーストステージを制覇。しかし、リーグカップの方は新潟に苦手山勝(*)が現れその山勝の得点によって敗退してしまう。本田衛が去ったというのに、今度はこいつがくるとなると頭が痛くなる。

 人材の方はあいからわず微妙……と言うよりも、今のレアルマドリードの新銀河系(*)のようにのように若手中心の編成になっているから。新人に関しても16歳限定方針を取ることにしたので17歳の法月でもスルーしている。行為時に限って妙齢の選手ばっかりエントリーするから洒落にならん。ただこのシーズンおもいっきり嫌味の如くの編成で送り込んでくるものなあ……奥村(*)と御厨、那智とアリージャ(*)、西方と福田(後に浦和になる方)とか、微妙なコンビを組んで送ってくるだけに質が悪い。しかも年齢がかろうじて獲得できないようなものだったりするわけで……

 セカンドステージは前半で阿見が爆発したように今度は野毛が大爆発。前半6試合で10点を獲得するとそのままチームを引っ張る。阿見がレッドカードで出場停止の時には本村の得点をフォロー。するなどFWとして大きく成長を果たした。同時に新谷が成長。成長力に不安の残る星野を完全においていく形になった。その星の後半になるとマンオブサマッチに輝くなど実力が上がってきている。最終戦を前に野毛の4ゴールで優勝を決めると最終節は阿見の2ゴール。結局無敗での優勝を決めたというよりも怖いのはセカンドステージの失点がわずかに2しかないんですけど……

 11月シーズンは選手の大幅入れ替えもあったが、大きくパワーアップをしてきたモルセンと高杉の存在が大きく、とくに高杉は2戦で10,0を記録する大活躍。これなら来年以降得点力が大幅に上がるかもしれない。ただ野毛を留学(このときになって契約年数を間違えたことに気づく→結局野毛は1年しか留学できないことに)させているので、FWの得点能力は少し落ちるかもしれない。ただ中盤の右にサムソンに変わって高杉が入ること、さらに不安のあったセンターバックにモルセンが戻ってくることから、ほぼこのメンバーであるなら大丈夫という感じになりつつある。あのは屋野と星野の交代のタイミングだけだけど、星野の留学が来年ということと、屋野と5年契約を結んでいることを考えるともうちょっとかかるかなあという感じか。あとはGKランキングで三神が20位に入ったぐらい(だけど、リッチョの喜山が16位)資金の方は130億を超えてきたので来年の状況次第でスタジアムレベルマックスにはいけそうなのは大きいかと。その代償というわけではないと思うのだが、ニューイヤーカップは1回戦敗退。戦力は上がっているけれど、相対的に見れば破れやすくなっているか?

 ちょっとしたミスから新しい補強の方向性が出てしまいました。ポストのできるFWとストライカー候補。それと本村の代わりを務められるトップ下もしくは高杉に変わる右サイトハーフです。阿見も野毛も素晴らしいFWですが、阿見はともかくとしての下に対しては本当に申し訳ないという気持ちがあります。しかし現状FWはいらないと思うのですが、それを兼ね備えることが出来る人物ができた時には状況が大きく変わります。スルーしたミューレンGのようにダブルでできるという人もいますし、二人を交換するつもりで探すのもいいと思います。本村の交代は実はラストピースです。本来だったら高杉はボランチ固定のはずでしたが、ボランチを多くとってしまったので必要がなくなっています。ので右サイドハーフに持って行っていますが、実際のところはトップ下のアタッカーの場所にいる状態です。なので右サイドハーフかトップ下かそれとも両方こなせる本村よりも一段上の存在を探すことになります。三神の後継は15年目に入った中から探すことになるので大丈夫ですが、ヘタするとここに外国籍枠一つを使うことになるかもしれません。資金も来年の段階で160億に届きそうですので一気にスタジアムマックスにして再来年にはクラブハウスをマックスに。その15年目をめどに環境をすべて整えてしまいたいと思います。まだ若干考えていることが多いのですが……

 (*)前の章で出てきた、留学お薦め都市を紹介してくれる監督は以下のとおり。赤太字は引退選手が転身したもの。(全員は入れていません)
 アスンシオン……テバレス・チラバート
 アカプルコ……エルミデス・ガルシア
 ブレーメン……ベネバイラー・ライハーグル・ケルシャー
 ザグレブ……ケッセ・アラビレーズ
 リスボン……フェライア
 ラゴス……ムサカ・ウトゥバ
 ベオグラード……バスコフ

 ヤウンデ・ポルト・メキシコシティーに関してはプレシーズンマッチ及び対外国カップ戦で勝利をして、ランクが上とのチームと戦って勝っていないこと、とゲーム開始から一定の年月が立っていることを条件に、姉妹都市として加わることになる。ポルトアレグレに関しては不明。
 (*)ボスコフがモデル。ヨーロッパ各地を阿諛できた監督でザンプドリア時代にはチャンピョンズリーグ決勝までチームを導く。レアルマドリードでの優勝経験もあり、ザンプドリアでもスクデットを獲得。中田ヒデがいたペルージャで監督を途中からしていてチームを残留させた。そのペルージャの後にユーゴの代表監督として監督生活を終える。選手としても監督としても成功を収めた人物。
 (*)パオロ・マルディーニがモデル。父親もサッカー選手で、日韓ワールドカップの時には代表監督だった。2002では父親は登場しないが04では別れて登場している。90年台を代表するDFで左サイドバックでありながらセンターバックもこなしていた。ミラン一筋で16歳でデビュー。その後も成長をし世界最高の左サイトバックとして名を馳せる。確かな能力を持ち攻撃に回るときには回る。もちろん代表にもそれ生かされるのだが、栄光を数々掴んだクラブシーンとは対照的に代表シーンでは大きなタイトルには恵まれなかった。しかしセリエA咲いた出場記録、スクデット7回、チャンピョンズリーグ優勝5回とミランの栄光と挫折を一気に味わった選手でもある。引退が囁かれるたびにチームは引き止めを測ったのだが、逆にそれがチームの高齢化を招いたとの指摘も。
 (*)スーケルがモデル。フランスワールドカップの日本対クロアチア戦でボクシッチが怪我で出られないという情報が流れた時に、安堵した日本を一気に奈落の底に突き落としたストライカーで、ワールドカップ得点王にまで上り詰める。彼の妹は日本でもお馴染みのミルコ・クロコップの奥さん。ユーゴスラビアのチームからデビュー。そこから順調にレベルアップをしていき、セビリアへ。最初はなれていなかったが徐々に結果を出し、3年後にはレアルマドリードへ移籍。このときにフランスワールドカップを迎える。(故に当時のマスコミのボクシッチ警戒よりも、スーケルの方を警戒しろといえばよかったんだよなあ)しかしレアルマドリードでは銀河系ゆえの層の厚さに出場機会がなくアーセナルへ移籍。UEFAカップ決勝ではPKを外してしまい、ガラタサライにタイトルを献上。その後はウェストハム・1860ミュンヘンに移籍をして現役引退。引退後はサッカースクールを開いていたが、閉鎖。現クロアチアサッカー協会長。
 (*)プロシネツキがモデル。クロアチアを代表するゲームメイカーでテクニシャン。ワールドユースを見ていた記者たちから、のちの二つ名である「バルカンの黄金銃」呼ばれるミドルシュートに持っていく体制など特徴的な選手だった。ピクシー引退後の名古屋が獲得に動くものの取れなかったという話もある。今でも珍しいレアルマドリード・バルセロナの2チームを経験した選手でもあるが、チームに関しては点々としている。デイナモザグレブで2試合しか出ていないのにいきなりレッドスターへ移籍。ここでストイコビッチとのコンビで数多くのタイトルに恵まれる。ハイライトは後にストイコビッチが在籍することになるマルセイユを下してのチャンピオンズカップ制覇。その後レアルマドリードへ移籍を強行するのだが、そこで待っていたのは怪我との戦い。3年間在籍で55試合しか出れず、オビエドへ。そこで調子を取り戻して、数々のチームを渡り歩くことになる。ディナモ・ザグレブ2回目の所属の時にはアkズとチームメイトだったし、ポーツマス時代には川口とチームメイトだった。
 (*)旧銀河系はスター選手をこれでもかと集めている派手さがあるのだが、今の銀河系はチーム内で確実に成長してきた将来性豊かな若手をとっているので、今すぐ補強をやめても数年はそのまんまで優勝争いができるほどの戦力を確保している。現実このチームも問題も主力選手は軒並み26以下と言うチーム編成なので、こういう表現にした。
 (*)奥寺康彦がモデル。日本がまだ海外とかいうレベルの前に海外に出て結果を残して東洋のコンピューターと呼ばれるほどの逸材に成長した選手。3つのクラブを渡り歩き9年間もそこにいたというのは、今の海外勢でもなしえていないこと。実績も考えると他の日本人選手と比べても飛び抜けている。元々は古河電工の選手で日本代表に選ばれていた。その時の合宿でヴァイスヴァイラーの目に止まり、当時のケルンの入団テストを秘密裏に受けてしまい、正式オファーが届く。一度は断るものの二回目のオファーでケルンへ。(ちなみに日本人選手として外国に行ったのは二人目とされるが、カウント的に一人目とも)監督の期待に答えリーグ優勝とドイツカップの二冠に貢献。しかしそのヴァイスヴァイラーがNYコスモスへ移籍をしてしまうと出番がなくなり、ベルタベルリンへ。しかし2部だったチームにを昇格させることができなかったは、ライバルチームのブレーメンの監督であるライハーグルの目に止まり、ブレーメンへ移籍。左ウイングだったポジションだったのだが守備力を活かす形で、左ウイングバックに転向。ブレーメンを常に上位に留めるような貢献をして6年間プレーをして帰国。帰国後は古河電工で2年間プレーしたあとに引退する。
 引退後は古河電工からプロチームに変化した市原のシキをするが一年で退任。その後横浜フリューゲルス消滅に伴う、新チーム横浜FCのゼネラル・マネージャーに就任。翌年には代表取締役社長に就任。浮き沈みの激しいJ2の中で奮闘を続けている。
 (*)アスプリージャがモデル。僕コロンビアがアメリカワールドカップ優勝候補だと言われていた時のストライカーで、パルマではゾラとのコンビでUEFAカップを制覇、ニューカッスルでは絶対的ストライカーであるシアラーの存在のお陰で能力の高さを見せつながらも活躍はできず、再びパルマに戻りUEFAカップ制覇。その後は南米に戻り各地のチームを転々とする。その背後には本人の素行の悪さが見えかくれする。
 このときのコロンビアはとてつもなく強く、アルゼンチン相手に5−0の圧勝をし、メンバーも超個性的。イギータバルデラマリンコンというメンバーが揃い優勝候補として名前が上がるのも当然だった。しかし本戦ではルーマニアとアメリカに敗退をして予選落ち。しかもアメリカ戦でオウンゴールを献上してしまったエスコバルがマフィアによって射殺されてしまう(射殺されなければ、ステップアップとしてミラン移籍があった)という状況まで産んでしまった。このこととマラドーナの麻薬による追放・エッフェンベルグ追放事件・ビデオ判定導入によるタソッティ肘打ち事件・審判問題など、アメリカ大会は今までサッカー界の中で内包されてきた問題が浮上するきっかけの大会にもなっている。
 (*)能力はそんなに高くはないものの、何故かどっかから顔を出してきてチームを敗退させるゴールが数多く上げている。実質的には自分のチームでは天敵扱い。
 川勝良一がモデル。現役時代は木村和司に匹敵するほどのゲームメイカーであったが、80年台のサッカーシーンには珍しく2度も移籍をしている。引退後は天皇杯のみであったがヴェルディの監督として監督デビュー。99年に神戸の監督に就任して神戸のJ1における最高位である7位をマークする。その後は福岡の監督として復帰をするものの、入れ替え戦で神戸に敗れ監督を辞任。その後はヴェルディの強化部長兼監督となり、その内に監督業専念となる。監督交代の激しいヴェルディで2年間監督として務めた後に辞任。熱血漢過ぎて、選手を叩いてしまったとこともありそれが物議をかもしたことも。

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